世界のタクシー フランス・パリ編
エッフェル塔やルーブル美術館といった世界的に有名な観光地があり、一方で高級ブランドのショップが数多く軒を連ねるファッショントレンドの発信地でもあるフランスのパリ。
一度は観光やショッピングで訪れたいと考えている方も多いのではないでしょうか?
パリでの移動手段は電車やバスも利用できますが、慣れない土地ではやはりタクシーを利用するのが便利です。ここでは、パリでタクシーを利用する際に知っておきたい豆知識をご紹介します。
パリにおけるタクシー料金の相場
パリのタクシーは初乗り料金が2.6ユーロ(約340円)で、1kmごとの料金は曜日、時間帯で異なります。
1kmごとの料金 | 曜日・時間帯 | |
A料金 | 1.06ユーロ | 月-土10時~17時 |
B料金 | 1.30ユーロ | 月-土17時~10時・日曜7時~24時・祝日0時~7時・パリ郊外月-土7時~19時 |
C料金 | 1.58ユーロ | 日曜0時~7時・パリ郊外の月-土19時~7時と日祝終日 |
タクシーの最低支払運賃は7ユーロで、これより少なくても必ず7ユーロを支払う必要があります。
さらに、5人以上の多数乗車には4ユーロ、トランク利用時は1ユーロの追加料金がかかります。
タクシー会社、ドライバー、車両の特徴
パリでは、車体の上にTAXI PARISIENと明記されたランプがついたタクシーが正規のタクシーです。ランプが緑色なら空車、赤色なら乗車中を表します。
また、道で手を挙げて拾わず、タクシー乗り場で順番を待つのが基本です。ターミナル駅はもちろん、ホテルや大通りなどタクシー乗り場はあちらこちらにあります。
タクシー乗り場には白タク(個人タクシー)も停車することがあるので、注意が必要です。正規のタクシーか白タクかは、TAXI PARISIENのランプで判別しましょう。
はウェブサイトやスマホアプリからも、出発地、目的地、日付を入力すれば事前予約ができます。
基本的にぼったくりや乗車拒否と言った悪質なタクシードライバーはいませんが、パリ市内の主要道路は交通渋滞になりやすく、行きと帰りで別のルートを通ることも多いようです。
まとめ
パリは観光地としても、ショッピングスポットとしても、さらには街歩きにも行きたくなるような場所が多く、貴重な時間を効率よく使うならタクシーの利用は欠かせません。
基本的にドライバーとフランス語で会話する必要はありませんが、「ボンジュール」や「メルシー」などのあいさつは最低限のマナーです。
安心・安全に乗車できるタクシーを利用し、快適なパリでの観光・ショッピングを楽しみましょう。