世界のタクシー アラブ首長国連邦・ドバイ編
ドバイはアラブ首長国連邦の首長国のひとつであり、中東屈指の世界都市で金融センターです。日本人がドバイと聞くと「富裕層が集まる都市」というイメージが先行しますが、超高層ビルや巨大モールが立ち並ぶ世界的な観光地でもあります。
ここでは、ドバイでタクシーを利用する際に知っておきたい豆知識をご紹介します。
ドバイにおけるタクシー料金の相場
車社会であるドバイでは、移動手段も公共交通機関よりタクシーがおすすめです。
タクシー料金はメーター制を採用しているところがほとんどで、初乗り料金は6~22時までが3AED(約90円)、深夜帯の22~6時までは6AED(約180円)です。タクシー会社によって多少のばらつきはありますが、1kmあたり1.6AED(約48円)が追加されます。
空港から市内へのタクシーは料金体系が少し異なります。初乗り料金は中型車で20AED(約600円)、大型車で25AED(約750円)となっています。たとえばドバイ国際空港からドバイマリーナまでは、タクシーで約30分、70AED(約2,100円)が目安です。
タクシー会社、ドライバー、車両の特徴
ドバイの主要なタクシー会社は次の3社です。
- Dubai Taxi(ドバイ タクシー)
- National Taxi(ナショナルタクシー)
- Metro Taxi(メトロタクシー)
タクシーには一般のパブリックタクシー、少々割高ですが快適なラグジュアリータクシーやハイヤー、そして個人経営の白タクがあります。料金が安く気軽に利用するならパブリックタクシーが便利です。
どのタクシーに乗っても、発車前には必ず運転手にメーターを見せてくれと確認しましょう。メーターがないようなタクシーは白タクの可能性があるので、別のタクシーに乗ることをおすすめします。基本的には、会社名が書かれたパブリックタクシーが安全です。
ぼったくりなどの悪質なタクシードライバーと遭遇することはほとんどありませんが、まれに観光客が乗ってきたと見るや、すでに廃止されている有料高速道路(SALIK GATE)の料金をタクシー料金に上乗せしてくる人もいるようです。
そのような運転手と遭遇してしまったら必ずレシートをもらい、ホテルにクレームを入れるようにしましょう。上乗せした分の料金を返金してもらえる可能性があります。
まとめ
中東のビジネス・観光の中心都市であるドバイ。石油産出国なのでガソリンが安く、日本の1/3ほどの料金で乗れるタクシーを利用しない手はありません。
安心・安全に乗車できるタクシーを利用し、快適なドバイでの観光・ショッピングを楽しみましょう。