世界のタクシー ブラジル・リオデジャネイロ編
2016年の夏季オリンピック開催地としても知られる、ブラジルの首都リオデジャネイロ。サンパウロに次いでブラジル第2位の経済都市で、リオのカーニバルが開催されるシーズンになると、世界各国から観光客が訪れます。
ここでは、リオデジャネイロでタクシーを利用する際に知っておきたい豆知識をご紹介します。
リオデジャネイロにおけるタクシー料金の相場
リオデジャネイロ市内や郊外の移動手段は、女性専用車両も設置されているメトロが非常に便利ですが、タクシーもポピュラーです。
タクシーには黄色い車体の一般タクシー(流し)と白・銀の車体の無線タクシー(ラジオタクシー、配車)があり、後者のほうが料金は割高ですが比較的信用できます。他にも
黄色の一般タクシーの初乗り料金は4.3レアル(約140円)で、1kmごとに3~4レアルほどチャージされます。ラジオタクシーの初乗り料金は5.70レアル(約180円)で、平日(月~土曜)の昼間と21時~翌6時深夜・早朝帯、日曜・祝祭日等で料金が異なります。
タクシー会社、ドライバー、車両の特徴
リオデジャネイロの代表的なタクシー会社は次の3社です。
- COOTRAMOタクシー……空港やホテルから呼べる青い車体のタクシー
- TRANSCOOPASSタクシー……空港やホテルから呼べる赤い車体のタクシー
- COOPERTRAMOタクシー……空港や市内で待機している白いタクシー
この他、バスターミナルや空港に待機している黄色いタクシーは、観光客に法外なタクシー料金を請求したり、故意に遠回りしたりする悪質なドライバーもごく一部ながらいるようです。海外旅行初心者の方や女性だけの旅行者は、なるべく信頼できるタクシー会社を利用することをおすすめします。
スマートフォンのタクシー検索アプリも利用できますが、アプリを確認しながらのタクシー待ちはひったくりなどのリスクがあるため控えましょう。流しのタクシーを利用する際は、安全のため乗車前に車体にグループ名が明記されいるか、運転手の写真付身分証がきちんと提示されているかどうかを確認します。
まとめ
オリンピックも開催され、観光客も多く訪れるリオデジャネイロですが、まだまだ市内でも治安に不安が残る場所があることは否めません。タクシーを利用する際は信頼できるタクシー会社を選び、乗車前には必ずメーターやドライバーが信用できるか確認することをおすすめします。
安心・安全に乗車できるタクシーを利用し、快適なリオデジャネイロでの観光・ショッピングを楽しみましょう。